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2011年8月15日 (月)

阿部真央 「素」

Pabemao005
 わっちが高く評価しているシンガーソングライター阿部真央の、今年発売のアルバムであります。先日レンタル屋にて借りて来ました。この娘はわっちにとっては浅田真央、井上真央に続く第3の真央ちゃんに当たるワケですが(?)、デビュー作の「ふりぃ」はなかなかの力作でしたし、2枚目の「ポっぷ」は昨年のわっちのベスト10には惜しくも入らなかったものの、新人賞には選ばせてもらいました。独特のやさぐれた歌と音域の広い器用な歌い口、そしてポップなフックを持ったメロディ・メーカーとしての才能が魅力の逸材だと、わっちは勝手に評価しているのでやんす。

 そんな第3の真央ちゃんの今年発売の3枚目のアルバムですが、これまた凄い力作をぶっ放して来ましたね!まあ激情型シンガーソングライターという基本に変わりは無いものの、アルバム3枚を重ねても、歌いたい衝動と言いますか、歌わずにはいられないという激しい気持ちが1枚目から全く薄れていないのが凄いです。J-POP界でこんなに歌いたい衝動を保ち続けているのは、他にスーパーフライぐらいしかいないと思います。いきものがかりとかYUIなんかも失速しましたし。イヤイヤ、なかなか大したもんでやんすよ。

 今回のタイトルはシンプルに「素」と付けられていますが、ジャケは(多分)素の顔のアップの写真を使っていますし、中身の方もあまり化粧を施さない素に近い音作りになっていて、相変わらず素の感情をぶつけて来ます。ただ、これで3枚目ですから表現方法は多彩になって来ていまして、これまで通りのハードロッキンな激しい曲やアコギの弾き語りに加えて、ちょっとだけジャジーな雰囲気のある曲をやってみたり、美しいストリングス・アレンジを施した曲があったりと、更に表現の幅を広げているところが素晴らしいですね!

 色々な声色を使い分ける元々多彩な歌い口は相変わらず絶好調で、やさぐれ系からカワイイ乙女系な歌い方を曲によってしっかりと使い分けていますし、1曲の中でカワイイ声から迫力のある声を使ってみたりと、カメレオンみたいにコロコロと表情を変えるのが実に独特で面白い娘でやんす。ただ今回はやさぐれた激情型の歌い方は控えめにしていますので、前2作に比べるとアルバム全体として随分落ち着いて来た印象がありますね。その分味わいがグッと増して来たと言いますか、深くなって来たように感じられます。うーむ、やるじゃないですか、真央ちゃん!

 印象的なメロディが満載の本作ですが、ストレートなロックが一瞬エルヴィス・コステロっぽさを感じさせる「じゃあ、何故」や、ちょっとだけジャジーな雰囲気の「なめとんか」、おとぎの国に迷い込んだような美しい「ヤだ」、めっさカワイイけどコワイ「ストーカーの唄」なんかは、ついつい繰り返して聞いてしまいますね~。イヤイヤ、マジで凄いでやんすよ、今回のアルバムは。これは今年のベスト10入りは濃厚でやんすね~。傑作でございますよ♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、『じゃあ、何故』です。一瞬コステロっぽい?」→コチラ

「もう1曲、ちょっとジャジーでハード・ロックな『なめとんか』です。」→コチラ

「ついでにもう1曲、『ストーカーの唄』です。」→コチラ

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