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2011年8月16日 (火)

高橋優 「リアルタイム・シンガーソングライター」

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 AKB48の前田敦子が、大根ぶりを逆手に取ったロボット役で一世一代の名演技を見せた「Q10」というドラマがありましたが、毎回そのラストに流れる曲が非常に気になっていました。言葉を矢継ぎ早に繰り出す歌い口で、妙にシリアスな切迫感を醸し出している曲でありまして、これは結構気になる曲だな~と思っていました。

 そして先日レンタル屋さんに行った時に「Q10」の曲を聞きたいと思い、確かドラマのテロップには「高橋優」って書いてあったな~などと、ウロ覚えながらも思い出して借りてみたのが、この「リアルタイム・シンガーソングライター」というアルバムでございます。ジャケがパッと見、オリエンタル・ラジオとかいう芸人のチャラいメガネ君を思い出させますので、もしかして軽薄な感じ?などとも思ったのですが、イヤイヤ、どうしてどうして、これはチャラさの対極を行くアルバムでございますね!

 この人の特徴は何と言っても、言葉を機関銃のように猛烈な勢いで発射して曲の中に詰め込んで来る歌い口であります。とは言っても、さだまさシンドロームのような気持ちの悪い字余りソングではなくて、きっちりとメロディに乗せていますので、妙な警戒する必要は無いかと思います。その言葉は等身大のリアルな気持ちを表したモノであると感じられまして、異様な切迫感と焦燥感を持って聞く者に迫って来ます。普段からわっちは「音楽に言葉は関係無い」と言っておりますが、高橋君の場合はそんなわっちでさえも強引に言葉に耳を傾けさせる、凄い迫力を持っているんですよね~。

 歌の世界としては、阿部真央とか出て来た頃のYUIなんかに通じるところがあるかと思いますが、この切迫感は彼女達以上のモノがあると思います。彼女達と比べてみれば、ちょっとクールに辺りを見回しているような頭の良さを感じますが、その頭の良さを「あざとい」なんて感じる人もいらっしゃるでしょうけど、わっちは高橋君の冷めながらも情熱的に歌わずにはいられないという、居ても立ってもいられない激しい衝動を、高く評価したいと思います。そして言葉だけが先走っていかない、誰に対しても優しい救いの眼差しを持っているような世界観が、とても素晴らしいと思います。これぞ男らしい男気って感じでありますね!去勢されたかのようなショボい男歌手が蔓延しているJ-POP界ですが、わっちはこういう男の歌手の登場を待っていたのでやんすよ!

 まあ言葉ばかりが注目を浴びてしまうタイプの歌手ではありますが、メロディ・メーカーとしての才能もなかなかのモノがありまして、ポップなフックを持ったサビを作れるのが強味ですね。ヘヴィな世界にホッとする瞬間をちゃんと用意しているところに、高橋君の優れたバランス感覚を感じます。鼻炎気味の歌声は好き嫌いが分かれるかとは思いますが、有無を言わせない説得力を持った歌手として、聞いておいても損は無いのではないかと思うのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、ドラマ『Q10』に使われていた曲です。妙に耳に残る歌でございます。」→コチラ

「もう1曲、言葉を矢継ぎ早に繰り出す、高橋君の真骨頂が聞ける曲です。意外にポップですよ♪」→コチラ

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