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2012年10月12日 (金)

SILA 「JOKER」

Psila001
 トルコの歌手シラの(シラという表記で良いのかどうかは知りません)、今年発売の新作であります。シラなんて全然知らない歌手ですが、トルコ旅行で毎日見ていた「% 100 HIT」という番組で、一番回数を見たPVがこの人の「YORULDUM」という曲でしたので、この人の音楽が妙に耳に残ってしまったのでありますた。トルコの音楽にしてはあまり民族色バリバリという感じではなく、ロックやジャズを取り込んだかなりハイブリッドで洗練された音楽という感じがしまして、何とかアルバムが欲しいと思っていたのですが、トルコ旅行最終日に空港でゲットすることが出来ますた!嬉しい~♪

 それにしても、シラなんてこれまで日本で紹介されたことがあるのかどうかは知りませんけれども、このブツを聞く限りでは、これまで評判にならなかったのが不思議な位の素晴らしい内容なのでありますた!何が素晴らしいって、やはりこのハイブリッドな音楽性が素晴らしいのでありますよ!しかもロックやジャズの要素でトルコ色が薄まっているというワケではなくて、トルコ色をしっかりと持ちつつもミクスチャー感覚に溢れている所がイイですね。全体的にはひんやりとした緊張感が漂っていまして、音楽に真摯に取り組んでいる様子が窺える作りになっているかと思います。雰囲気的には、フィリピンのシンシア・アレクサンダーとか、シンガポールの蔡健雅なんかが近いんじゃないかと感じられます。あ、ホーンを使った曲なんかは、ベルギーの変な集団シンク・オブ・ワンを思わせるモノがありますね。

 バックの音のクオリティは極めて高く、それぞれの楽器の演奏にはかなり達者な人材を揃えているようです。また、スタジオ・ライヴみたいな生っぽい雰囲気がある音でありまして、全体的に漂う緊張感は、もしかしたら本当に一発録りのライヴ演奏だったから?なんて気もしますね~。そんな緊張感のある音を従えて、シラさんがいかにもトルコの歌手らしい伝統を受け継いだ折り目正しい歌を聞かせてくれるワケでありますが、歌い口は硬いものの、この音には見事にハマっていると感じられます。そして、音にいくらロックやジャズの要素を取り入れようと、この人の細やかなコブシ回しがある限りは、どうやってもトルコ音楽であると感じられます。う~む、素晴らしいではないですか!サルサやレゲエの要素を取り入れた曲なんかでは、ちょいと柔らかい表情を見せてくれたりもしますし、なかなかにステキな歌手だと思いますよ♪

 東南アジア・ジャンキーだったわっちは、トルコの歌手なんてこれまであまり注目して来ませんでしたが、素晴らしい人がいるものですね~。どちらかと言えばサナートやハルクがあまり得意ではないわっちには、シラさんみたいな音楽をヤッテいる人の方が親しみやすいんですけど(シェヴァル・サムのサナートなんて、めっさ手強い!)、この手の歌手が他にどれだけ存在するのかは知りませんが、こういうトルコ音楽ならもっとたくさん聞いてみたいと思う今日この頃でやんす。あ、ハルクがあまり得意ではないと言っても、フェリアル・オネイみたいな前衛的で過激なヤツだったらOKです。願わくば、シラさんがハイブリッドなサナートとハルクをヤッテくれないかな~、なんて思ったりして。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、トルコで一番回数を多く見たPVです。」→コチラ

「もう1曲、弾き語り風の曲です。」→コチラ

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